マツダRX-8/アテンザ(現MAZDA6)/キャデラック新型CT-5にリコール!燃料タンク関連で燃料漏れが発生し、火災発生の恐れも

全2種類の不具合が、最悪の場合、火災発生の恐れとなるようだ

マツダRX-8/アテンザ(現MAZDA6)の2車種・計12,491台にリコール。

不具合内容としては以下の2種類で、何れも火災発生の恐れがある非常に危険な内容となっています。

①:燃料タンクにおいて、タンク上面にある樹脂製ポンプリング部の遮熱性が不足しているため、エンジンや排気管からの熱影響を受けてポンプリングが劣化することがある。
そのため、そのまま使用を続けると劣化が進行して、ポンプリングに亀裂が入り燃料が漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

②燃料タンクにおいて、タンク上面にある樹脂製ポンプリングの締め付けトルクの設定が不適切なため、ポンプリングの強度が低下することがある。
そのため、そのまま使用を続けるとポンプリングに亀裂が入り燃料が漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

via:国土交通省

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、既に31件もの不具合が発生していて、国内市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[RX-8]
・ABA-SE3P/SE3P-300013~SE3P-308439/平成 20 年 1 月 8 日~平成 24 年 6 月 23 日/8,193台(不具合①、②:8,193台)

・CBA-SE3P/SE3P-300012~SE3P-303639/平成 20 年 1 月 8 日~平成 21 年 5 月 29 日/230台(不具合①、②:230台)

[アテンザ]
・DBA-GG3P/GG3P-400006~GG3P-401788/平成 17 年 2 月 10 日~平成 19 年 11 月 9 日/1,782台(4WD車のみ、不具合②:1,782台)

・CBA-GH5AP/GH5AP-100004~GH5AP-100245/平成 20 年 1 月 15 日~平成 21 年 12 月 11 日/242台(4WD車のみ、不具合②:242台)

・DBA-GH5AP/GH5AP-200002~GH5AP-200121/平成 22 年 1 月 6 日~平成 24 年 6 月 20 日/120台(4WD車のみ、不具合②:120台)

・CBA-GH5AS/GH5AS-100006~GH5AS-100378/平成 20 年 1 月 15 日~平成 21 年 12 月 16 日/373台(4WD車のみ、不具合②:373台)

・DBA-GH5AS/GH5AS-200001~GH5AS-200178/平成 22 年 1 月 6 日~平成 24 年 6 月 20 日/178台(4WD車のみ、不具合②:178台)

・CBA-GH5AW/GH5AW-100011~GH5AW-100966/平成 20 年 1 月 15 日~平成 21 年 12 月 16 日/955台(4WD車のみ、不具合②:955台)

・DBA-GH5AW/GH5AW-200002~GH5AW-200419/平成 21 年 11 月 4 日~平成 24 年 6 月 22 日/418台(4WD車のみ、不具合②:418台)

改善措置としては、①と②それぞれ以下の内容リコールを作業を実施する予定です。

①:全車両、燃料タンクに遮熱パッドを貼り付ける。

②:全車両、ポンプリング一式を新品に交換し、適切なトルクで締め付ける。

キャデラック新型CT-5に早くもリコール?!エアバッグ関連で乗員が過度な負傷を負う恐れも…気になる対象台数や製造期間モデルの詳細は、以下の次のページにてチェック!